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太陽の簒奪者

前回「沈黙のフライバイ」を読んでから、追加で買おうとしたらアマゾンが品切れで、おっきい書店に出かけるチャンスができるまでお預けになっていました。

異星人との出会いを描く、いわゆるファースト・コンタクトものですが、本作の特徴は、異星人が地球にやってくることはわかっていながら、地球人とコミュニケートしようという意図がまったく見られないところにあると思います。自分たちが、相手にとって取るに足らないものであると思われているのではないか、あるいは目に入ってすらいないのではないかという不安との戦いが、そこにはあります。

ところで、本作は一人の女性を主人公として動いていくわけですが、女子高生時代から壮年時代までを描いた本作は、まるで朝の連続テレビ小説みたいだな、という感想を持ちました。

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