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パラダイス・クローズド
- 2011-02-27 (日)
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- [「パラダイス・クローズド」汀こるもの]
メフィスト賞受賞作。
殺人・事故など、身の回りでやたらと人死にが起こる美樹と、そこで毎度着せられる濡れ衣に対抗するために探偵役になった双子の真樹。二人はさる有力者の息子であったため、護衛(兼・人死にが発生したときの速やかな捜査役)としてついて行く警視庁刑事。行く先は美樹と同じ趣味を持つ富豪の小笠原諸島にある別荘。ほかに滞在するのはミステリ作家たち、という、メフィスト賞らしいお膳立てです。
謎解きをするべき時は一気に訪れて、怒濤のように去って行ったので、もう一度読んで確認しなければなりません。第一の密室のトリック、あれ、あり得るんだろうか。
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だって愛してる (3)
- 2011-02-26 (土)
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終盤、大変やきもきさせられました。読むと思い出すので、おそらくずっとこの本は取っておくことでしょう。
表紙カバーを取ったところにあるおまけがまたおもしろかったです。
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Story Seller 3
- 2011-02-14 (月)
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さだまさしの小説、初めて読みました。「片恋」。真相というのは読者にはよっぽど早くから薄ぼんやりとわかっているんだけど、それがわかってから、あんな処理をするとは。
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晩夏
- 2011-01-20 (木)
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四国の造り酒屋に夏休みの間やってくる女子大生。病弱ないとこの少年。発生する殺人事件。
正統派、という感じの青春ミステリで、楽しく読みました。90年代に書かれた作品に改稿、とのことですが、ビデオ→DVDのような書き換えは必ずしも要らなかったんじゃないかな、と思います。
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我以外皆我が師
- 2011-01-20 (木)
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- 「稲嶺惠一回顧録 我以外皆我が師」稲嶺惠一
琉球新報連載時から楽しみに読んでいましたが、購読していなかったため連載開始に気づくのが送れ、その後もちょくちょく読み飛ばしていたので、書籍化されるのを待望していました。
稲嶺知事1期目から2期目前半に欠けては、私が沖縄に住んでいなかった頃なので、その頃の様子というのを知る上でも大変参考になりました。四軍調整官メール事件など、存在も知りませんでした。
内容は琉球新報記者による聞き書きに取材を加えたものですが、取材によって登場した人物の語った内容も加えられていることが、記述の深みをいっそう増すことになっていると思います。連載時には気にならなかったのに、本になったときにてにをはのおかしいところや誤植が散見されたのは大変残念です。
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よつばと! (10)
- 2011-01-18 (火)
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- [4048701436 「よつばと! (10)」あずまきよひこ
ジュンク堂で買ったら、ジュンク堂とよつばと! のコラボしたオリジナルのブックカバーをつけてもらいました。

いつも、最新巻を読むたびに、これまでのものを読み返したくなります。そして、何らかの新発見をしたりします。
よつばと! は最近、実在のものを出すのに躊躇しなくなってきたように思います。この巻では「ヤマダ電機」がセリフとして登場しますし、ヤマダ電機、au、ソニーなど、多くの実在する企業、製品のロゴが登場します。
1巻でとーちゃんとよつばが買い物に行ったときには、西友とおぼしき建物の、無印良品とおぼしき店に行くわけですが、そのことは明示的には一切触れられませんでした。「リアリティ」は当初からこの作品の売りのひとつだったと思うのですが、いっそう鮮明になったように思います。そのほかにもこの巻では、私のわかる限りで
- 森永のホットケーキミックス
- 明治屋のシロップ
- イワキパイレックスの計量カップ
なんかが登場してました。
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舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵
- 2010-11-07 (日)
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一昔前なら信濃譲二が語っていただろうシニカル社会派批判は、もはや14歳の中学生のものなのか、という感慨。
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石持浅海 Rのつく月には気をつけよう ほか
- 2010-09-20 (月)
- books
近くの大規模書店に気軽に寄れるようになったおかげもあって、4月以来本を結構たくさん買うようになりました。特に多く買ったのが石持浅海。文庫で出たのはすべて買ったと思います。
これは、3月のうちに買っていたのですが、引越しのどさくさで読まないままずるずると今月まできてしまいました。その間、Kが先に読んでいたり。この間、病院に行く機会があったときに持って行ったら、待合時間の間に読み終えてしまいました。
いつもながら、事件が起こった直後の冷静な登場人物たちには違和感がありますが、そういう人たちが集まっている、と考えるべきなのでしょう。
推理小説によくある、最初の意味ありげなシーン、いつも読んでるうちに忘れてしまって、大事なときに思い出せないのですが、今回はきちんと気づけたと思います。
山口雅也の「日本殺人事件」のような、少し変わった日本を舞台にした短編小説集。表題作の人柱をはじめ、お歯黒などの日本の風習が今なお残る日本を舞台に、その風習そのものを軸にした謎解き、という舞台設定。ルールを設定して、そのルールの中で謎解きをするあたりも、同じく山口雅也の「生ける屍の死」などを思い出しました。エピローグが秀逸です。
この2作も、先に挙げた「人柱は-」同様、私たちの世界と異なるルールを設定した上での謎解きです。特に、「ガーディアン」の後半は、ルールを生かしたコン・ゲーム仕立てで、コン・ゲームが好きな私としては大いに楽しかったものの、あまりに冷徹にルールを利用する主人公の姿は少し恐ろしくすら感じました。
「月の扉」と関連がある短編集なのですが、月の扉自体は少しだけ読んでまだ読み終えてません。那覇空港を舞台にしたハイジャックという、あまりに近くにある舞台設定が気になりすぎているのだと思います。本作自体はほぼ東京ですべてが完結するのでそういった問題はなく読むことができました。
酒を飲みながら日常の謎を解決する短編集。肴がどれもうまそうで、1作目に登場した生ガキを見て以来、自分も早く食べたいと日々スーパーをうろついています(まだありつけていない)。
他の作者の短編集と同様、一番最後にちょっとした仕掛けがあって、少しのけぞってしまいました。再読しなくては。
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空の彼方
- 2010-03-08 (月)
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RPGの舞台みたいなファンタジーの世界を舞台にした小説、なんですが、何のためらいもなさそうに、女性を「ミス・○○」と呼んだり、登場人物の名前の「ソラ」と「空」をかけた話が出てきたり、というのが気になってしまいました。
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シアター!
- 2010-03-08 (月)
- books
何となく、で購入したメディアワークス文庫。有川浩の作品を一冊丸ごと買うのは初めてだと思います。
経済的な苦境に立たされた弟の劇団を救うため、300万円を融資した兄が提示した条件は「2年で完済すること、できなければ解散」
という状況で走り出す劇団もの。劇団を舞台にした小説といえば歌野晶午「動く家の殺人」が思い浮かびます。そこで、劇団に関する知識をある程度得ていたので、比較的すんなりと読んでいくことができました。わかりやすく、楽しいお話で、ここで終わってしまうことがどうにももったいなく感じるのですが、世界としてはもっと続くでしょうが、物語としてはここで終わるのがいいんでしょうね。
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