読んだ本

11月くらいの分。感想を書こうと思って放っておいたら、結局時期も分からないことに。

郵便局の年賀状印刷

あっという間に11月も末で、年末の準備を考えなければいけない時期に入っています。

今年、うちは喪中はがきを出さないといけないもので、どこがいいかをネットで調べていたら、意外なところを見つけました。

年賀状・喪中はがき印刷はもとより、各種あいさつ状や社名入り封筒まで印刷してくれるというサービス。考えれば、民営化した郵便局が行なうサービスとして、これほど自然なものはありません。

喪中はがきを見ていると、こんな文面に出会いました。

新年のご挨拶は失礼させていただきますが
年賀状の全くないお正月はさびしいので
皆様の年賀状はいつものように
楽しみにしております

確かに、喪中だからといってこっちから出すのは控えるけど、あちらからいただく分まで控えてもらうのは、こっちもあっちも面倒だし、お年玉くじに何かしら期待したいところもあるわけで、いい文章だな、と思いました。

が、ふと考えると、これってやっぱり年賀状の取り扱いを減らしたくない郵便局ならではの文面ですよね。よその印刷サービスではこのような文面は全く見かけませんでした。

スペース

昔e-novels(今調べたら無くなっているそうです)で冒頭部分だけ買って読んだ覚えがあったのですが、全く忘れていました。
「ななつのこ」「魔法飛行」に続く、女子短大生駒子を主人公とする日常の謎ものシリーズです。前回「魔法飛行」では、章の終わりごとに誰にあてたとも知れぬ手紙が挟み込まれていましたが、今回は1章終わりに大量の手紙のやりとりで面食らいます。これまでのシリーズを読んでいれば、そこに「仕掛け」があることは明らかで、注意して読んでいったのですが、張り巡らされた謎は二重三重でした。前作をしっかり読んでからならまだ分かったところがあったかも知れません。
最初にこの一冊、というのはなかなか厳しいと思いますが、シリーズを読んできた方なら充分楽しめると思います。

BG、あるいは死せるカイニス

死者がよみがえってしまうという設定を舞台にした山口雅也「生ける屍の死」のように、現実世界と異なるルールの下で書かれたミステリ、というのが昔から存在するわけですが、本作もそのような設定が用いられています。この世界の人類は、すべて女性として生まれ、青年期に回りより優れた個体が男性に変化して子孫を残す、という生態を持っています。
そのような世界で、進学校に通う主人公の異母姉[01]が学校で殺害される。被害者は、優秀で周囲から将来の男性かを確実視されていた……という導入の本作では、殺人の謎と、この世界の性というもののあり方を巡る謎とが絡まり合って展開していきます。このような設定の世界では、社会はどうなるのか、といった思考実験も含んだ内容となっていて、これまで読んだことがある石持浅海作品とは毛色の違う部分に大いに驚きました。

  1. 姉の母はその後男性化して主人公の父となったので、正確にこの状況を表す語は我々の世界には存在しなさそうです [_]

2009東京 (2)

14日、土曜日。約束があるので山梨に向かいます。
JR蒲田からまずは新宿へ。蒲田駅前のおにぎり屋さんでKが朝食のおにぎりを買う。自分は新宿駅の駅弁屋で購入。蒲田のおにぎりが安いわりに大きくておいしそうだった。ベーグル屋とかも並んでいるのにおにぎり屋だけ人が並んでいたのも納得。

新宿で1度下車し、チケット屋であずさ回数券を人数分。3人で行けば正規に買えばすんだ話なのですが、やむを得ず。実は、かいじきっぷは使ったことがありましたが、あずさ回数券は初めて。自動券売機で席指定も初めて。あずさ回数券ですが、かいじの指定席で甲府へ。途中、検札用に乗車券を前ポケットに入れていたのですが、今は指定席は検札ないんですね。天気は曇り。八王子から高尾にかけては雨が降ってきたりで、先行きが微妙に。

深山幽谷、といった趣。

深山幽谷、といった趣。


富士急に富士山のイラストが。

富士急に富士山のイラストが。

12時過ぎに甲府駅着。投宿予定の宿で、荷物を預かってもらいます。連絡して、山交百貨店で知人のMKさんと落ち合う。午前中は仕事だったというのに、時間を作ってもらって、あまつさえ車で山梨案内までしてもらおうという魂胆なのです。

まずは昼ご飯、ということで小作へ。かぼちゃほうとうときのこほうとうをいただきました。ほうとう

事前調査で「ワイナリー巡りと清里高原とどっちがいい?」との問いに「清里」と答えていたため、全体に山梨県北部を巡ることになりました。それでもワイナリーは一個入れてくれていて、サントリーのワイナリーへ。天気は引き続き曇り空ですが、雨は落ちてこないコンディション。

ワイナリー

ボジョレー・ヌーボーは解禁前ですが、国産ワインにそんな制限は当然存在せず、ワイナリーでは新酒まつりをやっていました。新酒の無料試飲もあれば、それ以外のお酒もグラス一杯300円ほどで試飲させてくれる。結局、「あんまり高いワインを買ってももったいなくて飲めなさそう」と、買うのは4本にとどめてしまったのですが、今考えればもっと買っても良かったかも。

いったん甲府市内に戻って再び北上、清里高原を目指します。車窓からは所々紅葉した風景が。

この頃になると結構晴れてきたりして。

この頃になると結構晴れてきたりして。

清里では、まずともにこの森という施設で乳製品やジャムなどを。特に、清里ジャムには、ルバーブのジャムが。北村薫の「夜の蝉」で読んでどんなものか気になっていたので、うれしくなって購入。あと、キウイのジャムも買いました。

さらに北上して清泉寮へ。ここでようやくソフトクリームをいただきました。

夕闇が迫る中、一路南下して甲府駅前へ。MKさんは別件ありとのことで残念ですがお別れしました。というか、そんな忙しい中時間を割いてくれて本当にありがとうございました。

チェックインしてから夕飯へ。MKさんが予約しておいてくれた天下鳥 VFK甲府店。店内一色ヴァンフォーレ甲府で、大きなモニタで過去の試合が。この日、甲府は天皇杯4回戦で清水に敗れていたので、10/25の鳥栖戦が流れていました。

さっきのワイナリーでおいしかったので、ここでも山梨のワインを、と思ったら、何とイタリアワインしかない! 残念でした。

2時間ほどいて宿に帰還しました。

2009東京 (1)

11月13日から17日まで、東京に遊びに行っていました。以下、備忘のため。

金曜日の夕方、仕事が終わってからコンビニ弁当で夕食を取って、空港へ。タクシーの運転手さんが言うには「空港から乗せたお客さんによると、今日は揺れるらしいよ」とのこと。
確かに、離陸後電子機器使用可能になってもシートベルト着用サインは消えないなど、普段より揺れた感じがありましたが、過去に経験がないほど、といったものではない印象。
着陸すると22時半過ぎ。今夜の宿は蒲田に取っていたので京急で移動。京急が遅れていて、最後の快特に間に合い一駅で京急蒲田へ。チェックインしてから、夜食を買い込みに(地元にはない)セブンイレブンへ。日ごろ見ない商品を見て回りながら、ビールとつまみ購入。つまみに買った豆サラダが美味でした。

セリヌンティウスの舟

これまで私が読んできた中では「そして扉が閉ざされた」や「フラグメント」、「扉は閉ざされたまま」と同じようなタイプ。「扉は閉ざされたまま」も石持浅海作品で、しかも同年の発表だそうです。

上記の作品たちが、登場人物たちの相互不信を軸に物語を進めていたのに対し、登場人物たちに確固たる信頼関係が築かれている、というのが本作の特徴になるのだと思います。その物語設定にも、話の展開にも納得できました。

ただ、最後の2ページの登場人物の行動だけは理解できません。直前まで議論していた内容によれば、その行動は取れないのでは……

労働法のキモが2時間でわかる本

労働基準法とか労働安全衛生法とかを、ちょっと勉強してみたいと思って探したときにmsng.infoで紹介されていたのが頭の片隅に残っていたので買ってみました。

ホントのホントに労働法を全く知らないところから読むところとしては最適だと思います。企業の管理者向け研修のビデオとかがあったら、その台本になりそうな、シンプル且つ重点を押さえた内容だとも思いました。確かに2時間で読める内容ですが、さすがに薄すぎました。もう少し深くまで書いてあるものを、私は期待していたみたいです。