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三浦しをん

風が強く吹いている

Mさんに勧められて読みました。以前にも食わず嫌いをしていた森見登美彦を勧められて大いに楽しんだ経験があります。Mさんの説得力もありますが、やっぱり、おしなべて「売れた本は面白い」のでしょう。

一言で言えば、「弱小大学陸上部が箱根駅伝を目指す話」ですが、コミカルな味付けがあって、ボリューム(文庫本で700ページ弱)を感じさせません。
読んでいるときは駅伝同様の疾走感があって、最後まで面白く読み切ってしまうのですが、終わってみると、あの伏線やあの伏線が回収されていないということに気づきます。また、陸上の取材に比べて、その他のキャラクターを特徴づける各分野(たとえばマンガ、たとえばクイズ、たとえばアフリカ)についての取材はどうだろうとも思いました。が、それらを考えてもやっぱり、抜群のおもしろさだったと思います。

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