ホーム > タグ > 歌野晶午

歌野晶午

舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵

一昔前なら信濃譲二が語っていただろうシニカル社会派批判は、もはや14歳の中学生のものなのか、という感慨。

密室殺人ゲーム2.0

川に死体のある風景

東京創元社の「ミステリーズ!」を買っていたころ、最初の歌野晶午「玉川上死」は読みましたが、それ以外は初見でした。

そして名探偵は生まれた

過去に読んだ「生存者、一名」館という名の楽園でに、表題作「そして名探偵は生まれた」、さらに文庫版には二階堂黎人編「密室殺人大百科」所収の「夏の雪、冬のサンバ」が収められた短編集です。ハードカバーで出たときに買おうかと思ったのですが、当時収録の3編中2編はすでに買っていたので、立ち読みで済ませてしまいました。ちなみに、「夏の雪、冬のサンバ」は図書館で読みました。

歌野晶午さんは、「世界の終わり、あるいは始まり」「葉桜の季節に君を想うということ」などに顕著なように、一時期から確実に、推理小説の枠そのものに挑むような作品に舵を切りました。その一方で、本作品に登場するような、いわゆる本格の短編も多くものしています。本書はその、正統派とも言える作品を集めたものと言えます。

歌野さんの短編は、ときにワンアイデアともいえるようなシンプルな作品もあるのですが、全体の語り口が自分と合っているのか、スムーズに読んでいけます。それでいて、中心のアイデアはしっかりしているので、いつもどおり堪能することができました。

2003年01月22日

「安達ヶ原の鬼密室」歌野晶午
ネット上のいろんな書評を見ても、あんまり言及しているサイトがないのですが、これ、信濃譲二ものですよね?

世界の終わり、あるいは始まり

ごく些末なところを取り出してみると「めぞん一刻」や「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」に似てると言えないこともありませんが、別にラブコメではありません。
ラストの解釈にちょっと悩みました。この終わり方は納得がいかん、と思う人もいるかも知れませんが、私はありだと思います。途中もちゃんと本格していたし。

絶海

  • 「絶海」恩田陸・歌野晶午・西澤保彦・近藤史恵恩田陸の「puzzle(パズル)」、歌野晶午の「生存者、一名」、西澤保彦の「なつこ、孤島に囚われ。」、近藤史恵の「この島でいちばん高いところ」と、400円文庫で出ていた4作を一つにまとめたものだそうです。以前、「まほろ市の殺人」の時に「4作で800円くらいが適当かも」と言っていたら、その通りのものが出るとは。
    で、内容ですが、後味が悪い作品が多い気が。孤島の殺人事件の後でハッピーエンド、と言うのも無理な話だとは思いますが。

放浪探偵と七つの殺人

ここに来て信濃譲二。最初から信濃譲二を探偵役にする気だったのか、それとも新しい人物造形を面倒くさがったのか。

死体を買う男

作中作「白骨鬼」だけでも充分に面白いというのに、加えてそれを取り巻く「死体を買う男」の謎。贅沢です。

正月十一日、鏡殺し

歌野晶午初の短編集。面白いですが、後味の悪い作品が満載。「記憶の囚人」のわらべ歌風の部分は、もっとテンポ良くできなかったのでしょうか。七五調の部分とそうでない部分が混在していてリズムが悪いです。

Home > Tags > 歌野晶午

Search
Feeds
Meta

Return to page top