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津村記久子

八番筋カウンシル

30を間近に控えた中学時代の同級生の3人が、生まれ育った商店街で新たな店を始めようとするところに、近くで大型ショッピングモールの建設が計画される、という話。以前読んだ「君は永遠にそいつらより若い」に比べたら、ずっと筋が「文学らしい」話のように思えました。最後にはカタルシスらしき展開もあるし。

君は永遠にそいつらより若い

芥川賞を受賞したばかりの作家というはやり物に乗ってみる。日経BPでの千野帽子さんの紹介で、「アレグリアとは仕事ができない」を知って、あわよくば図書館にないかと探したのですが、アレグリアも、芥川賞受賞作の「ポトスライムの船」もなく、本書を借りてきた次第。

地方公務員への就職を決めた大学生が、自分が処女であることにコンプレックスを抱きつつ、逍遙する話。卒業に必要な単位を取って、就職を決めてとしっかりしつつも、全体に流れるダメさは、森見登美彦を彷彿とさせます。他の作品も読んでみたいと思いました。

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