SeagateにHDDを交換してもらった。

今から1年ほど前、私が購入して使っていたアイ・オー・データの外付けハードディスクから異音がして、程なく使えなくなってしまいました。ここ3年ほど、古いものでは10年くらい前のデータもあったので、一時は傍目から見て心配されるほど、ひどく落胆したのですが、数日後、少しだけ読み書きができたのでその間に新たなハードディスクに一切合切を移し、事なきを得ました。

そのときのハードディスクは捨てるあてもなくおいてあったのですが、「物によるとメーカーで無料交換してくれるかもしれない」という話を聞いてやってみたら、無事交換できました。

私の持っていたハードディスクはHDC-U300という製品でした。この中には3.5インチハードディスクが入っているので、外装を解体してそれを取り出しました。「HDC-U 解体」で検索して出てきたページを参考にしました。特に、IO DATA 外付けHDD HDC-U500の分解は、具体的なプラスチックのツメの外し方(ドライバーの差し込み方など)が写真入りで掲載されており、大変助かりました。

解体してみると、果たしてそれはシーゲイト社製の物でした。私も今回初めて知りましたが、ハードディスクメーカーでは、購入後一定期間内に使えなくなってしまったハードディスクを無料で交換してくれる、RMAと呼ばれる保証がついているものがあります。シーゲイト社にもこの制度がありますが、バルク品などでは保証がついていないこともあるそうで、詳しくはシーゲイトのサイトで調べることができます。

「サポート&ダウンロード」→「保証および返品支援」→「保証チェッカー」でたどり着いたページで、出荷国(日本)と、モデル番号、パーツ番号を入力します。モデル番号は、ハードディスク本体の「STxxxxxx」と書いてある部分、パーツ番号は「S/N.」と表記されている部分を入れました。これらを入力してCAPTCHAに答えると、保証のついているものだと確認できました。これを指定の返送先に返送すれば、代替品を送ってくれるそうです。

返送先はシンガポールと千葉とがありましたが、当然千葉を選択します。返送先はこちらの住所をすべてアルファベットで記述します。登録が完了すると、あて名ラベルとして使えるPDFと、梱包のしかたについて書かれたPDFがダウンロードできます。とはいえ、千葉の住所もアルファベットで書いてあるので、日本語に直します。直すにはCD EX Commnunicationなどを参考にしました。

梱包については厳重に注意が書いてあります。「指定の梱包材を使え」「輸送の途中で壊れた可能性があるときは保証の対象外である」等々。そして、梱包材業者の紹介があるのですが、北米とEUにしかありません。しょうがないので、元々使わないでいたものをダメ元で送るんだし、と、エアーキャップでぐるぐる巻きにしてからエクスパックで送りました。送る際には、PDFで付いてきたアルファベットの送り状を同封しました。これに、返品交換受付の番号が書いてあったからです。

エクスパックの到着が確認できた翌日くらいにメールが届きました。内容は英文でしたが、添付のHTMLを確認すると、「Total Clean Received Quantity: 1」と書いてあり、返品は無事受け付けられた模様でした。

その翌日、さらにメールが届き、代替品を発送した旨が英語で書いてありました。「CARRIER NAME: UPS EXPRESS」とあり、「TRACKING NUMBER:」も記載されていました。UPSがシンガポールから配送してくれる模様です。UPSのサイトにある「追跡」から、配送の状況も確認できます。荷物はチャンギ空港からフィリピンを経由して成田に届き、そこから我が家にやってくる模様でした。ちなみに、Googleで「UPS XXXXXXXXXXXXXXXXX」と番号を入れると、クロネコヤマトの時のように荷物検索ページへのリンクが表示されます。

そして今日、荷物が届きました。届けてくれたのはヤマト運輸でした。22日の午後にこちらを発送して、6日で戻ってきたことになります。300ギガバイトのハードディスクは今は作ってないため、戻ってきたのは320ギガバイトでした。

解体したHDC-Uに再びはめ込み、電源を入れると無事作動しました。今後は、MacBookのTime Machine用に使う予定です。

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