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- 「火星の人類学者」オリヴァー=サックス
- 幼少期を過ごしたポンティトという街の姿が、そこを離れて何十年もたってから突然脳裏によみがえり、その姿を正確に絵画に写しとった作品を描くようになった男の話で一部の人間には知られている本です。
この中には7つの話が収められていますが、そのうちの一つ「トゥレット症候群の外科医」では、トゥレット症候群というものについて語られています。それによると、トゥレット症候群というのは、日常生活は普通に行なえるものの、何か集中を乱すような出来事があったり、手持ちぶさたなときがあったりすると、体をよじる、手近なものをさわってさかんにいじくる、奇声を発する、といった行動を起こさずにはいられない、という症状だそうです。
……一つ思いついたことがあって、非常に言いたいのですが、あえて言わないでおくことにします。願わくは、これを読んだ方も気づいて下さいますように。
- 「ガダラの豚 1」中島らも
- 続きを読まないことには、まだ何とも。
- 「スパイラル 推理の絆3 エリアス・ザウレルの人喰いピアノ」城平京
- 表題作の分量が全体の半分にも満たず、残りはネットで無料で読めるものを収録、というのはどうなんでしょう。表題作はそこそこ。
- 「蜜の森の凍える女神」関田涙
- おもしろかったです。頭の中に一つずっと引っかかっていたことがあるのですが、「ヴィッキーからの挑戦状」を少しすぎたあたりで気づきました。