2003年01月04日

「沙羅は和子の名を呼ぶ」加納朋子
十編の短編集ですが、これまでのような連作にはなっていません。
この中の一編の話は、秋月りすのOL進化論の一本の四コマと話の筋が全く同じです。これはすごいことじゃないでしょうか。かたや数十ページの小説。かたやページ半分の四コマ漫画。もちろん、細かい話の筋は違いますし、小説の方が色々な伏線は張ってあります。さらには、片方はいい話、片方は笑い話、という違いはあるのですが、しかし。これは加納朋子がすごいのか、秋月りすがすごいのか。

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