2003年02月13日

「ヴァーチャル日本語 役割語の謎」金水敏
岩波書店の〈もっと知りたい! 日本語〉のシリーズは、他の日本語本シリーズとは一線を画して、現役最先端の先生方(私ですら7人中5人知っている)が書いていらして、そのテーマにも惹かれるものがあったので、いつか買おうと思っていました。で、この本はステレオタイプとしての〈役割語〉に付いての本で、冒頭の大量の「博士」の引用に惹きつけられてしまいました。安い購入動機だこと。
ところで、阪神優勝さんにご指摘いただきました、金水さんのこの本に先立つ論文というのは「近代語のステレオタイプ」(『国語と国文学』79-11)のようです。
「誘拐症候群」貫井徳郎

近所のスーパーで数日来、ビートルズの「And I Love Her」がかかりまくりです。それだけならいいのですが、店内一斉放送を使わないでコーナーごとにおいてあるカセットプレイヤーにそれぞれ件の曲が入っているため、同期がとれておらずえらい不協和音です。なぜ?

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