2003年10月26日

「探偵はひとりぼっち」東直己
[amazon_link asins=’4150306818′ template=’ProductAd’ store=’jtcy-22′ marketplace=’JP’ link_id=’e10dc4d3-b1d0-11e8-ac48-27b14b1624aa’]ハードボイルドものといえば、探偵があっちゃこっちゃに行って、半ばひらめきのように真相にたどり着く、というのが一つのパターンですが、しかしこれはないだろう、と思いました。二作目の「バーにかかってきた電話」では、余りのありがちさに少し首を傾げましたが、今回は余りの突拍子のなさに強く疑問を感じました。今作は特に、主人公が大暴れして爽快感のあるいつものようなシーンが少なかったのも読後感の良くなかった理由の一つかも知れません。
「ニッポン貧困最前線」久田恵
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