腕時計壊れた

使っていた腕時計が一部うまく動かなくなった。使っていたのはCASIOのABX-53というもの。ガラス面にデジタル液晶、その背後にアナログの文字盤があって、液晶の側にはストップウォッチやアラームや世界時計の機能がついていた。壊れたというのはその液晶部。表示がされなくなってしまった。脇に4つほど付いているボタンを押すとピッピッと音がするので、機能自体は生きていて、表示部だけがアウトなんだと思う。が、メーカーに訪ねてみたら「1995年の機種で、もう部品がない」と言われてしまった。もはやカシオのサイトでも解説がない。
もともと、高校時代に同級生がはめていたもので、そのころにその二重表示を見て、欲しいと思っていたが、かぶったら悪いと思ったので、高校の間は我慢していた。大学はその同級生とは別になり、地方も別々になったのでそのころに買ったが、それでも在学中にたまたま会う機会が生じて、案の定「真似しただろ」とあっと言う間に指摘された。
アナログもデジタルも表示されたが、実際はデジタル表示ばっかり見ていた。他の機能には「簡易電話帳機能」なんていうのがあって、アルファベット8文字くらいと、電話番号のセットを記録しておけたが、電話番号のケタ数が10ケタだったため、買った直後に携帯電話が11ケタ化されて使いものにならなくなった。
修理できないと聞いたので、せめて分解して遊んでみようと思って裏ブタをはずそうと思ったが、ネジ山を一つつぶしてしまってそれすらできなかった。不憫。
当面、アナログ時計としては使用できるので、次が決まるまでの間、それでしのぐことになると思う。昔は腕時計なんて量販店にある中で気に入ったのを値段と相談して買えば良かったが、いまは楽天もカカクコムもあって、山ほど選んでしまえるのがかえって悩ましい。次が決まるまでは案外と長くなるかもしれない。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください