空の彼方
2010年3月08日
RPGの舞台みたいなファンタジーの世界を舞台にした小説、なんですが、何のためらいもなさそうに、女性を「ミス・○○」と呼んだり、登場人物の名前の「ソラ」と「空」をかけた話が出てきたり、というのが気になってしまいました。
RPGの舞台みたいなファンタジーの世界を舞台にした小説、なんですが、何のためらいもなさそうに、女性を「ミス・○○」と呼んだり、登場人物の名前の「ソラ」と「空」をかけた話が出てきたり、というのが気になってしまいました。
何となく、で購入したメディアワークス文庫。有川浩の作品を一冊丸ごと買うのは初めてだと思います。
経済的な苦境に立たされた弟の劇団を救うため、300万円を融資した兄が提示した条件は「2年で完済すること、できなければ解散」
という状況で走り出す劇団もの。劇団を舞台にした小説といえば歌野晶午「動く家の殺人」が思い浮かびます。そこで、劇団に関する知識をある程度得ていたので、比較的すんなりと読んでいくことができました。わかりやすく、楽しいお話で、ここで終わってしまうことがどうにももったいなく感じるのですが、世界としてはもっと続くでしょうが、物語としてはここで終わるのがいいんでしょうね。
出先で購入。出先で空き時間のために買うときは、リスクヘッジでアンソロジーを買うことが多いです。万一合わなくっても、別の作品を読めばいいので。さらには、好きな作家だらけだったのではずれることがないだろう、と。
収録作品は、次のとおり。
3と5は、短編としてはどうも消化不良の感があり、どうしたことだろうと調べてみたら、「レミング」は「サクリファイス」という小説の外伝、「リカーシブル――リブート」は長編の書き出しなのだそうです。
2のラストは、いつもながら伊坂幸太郎らしきラストの鮮やかさが心に残りました。
今回初めて読んだのが、本多孝好・佐藤友哉。どっちも、今度買ってみてもいいな、と思いました。
「詩歌の待ち伏せ」に引きずられるように、近くの本屋で購入、しようとしたら、この間立ち読みしたときにはあったのに売れてしまった模様。逆上して、ネット書店ですぐさま注文しました。